どう頑張っても既卒の就職が上手くいかない。それには原因があり、解決してこそ状況が好転します。そこで、あなたは就職が上手くいかない次の6つの原因うち、いくつ当てはまりますか?確認をして対策を講じましょう!
- 求人のない地元にこだわり過ぎている
- 業界・職種にこだわり過ぎている
- そもそも書類選考が通過できない
- 性格が暗すぎる
- 身だしなみが整っていない
- 面接に遅刻する
求人のない地元にこだわり過ぎている
人によって地元は異なりますが、この場合の地元とは要は地方都市という意味です。
簡単に言うと、首都圏、東海圏、関西圏以外の都市になります。
既卒に限らずあらゆる求人に言えることですが、地方都市は求人が少ないです。
ハローワークや求人サイトで検索してみると分かりますが、主要都市に比べて求人が少ないのはもちろん、求人があったとしても業種・職種に偏りがあります。
既卒という状況を考えれば、地元にこだわっていては就職の可能性を減らしてしまいます。
就職を決めるためにも求人のない地元にこだわるのは止めて、大都市へ行きましょう。
それでもどうしても地元という人はハローワークや地域別求人の豊富なはたらいくを活用しましょう。
また、既卒の場合は各都道府県に新卒応援ハローワークというのがあり、新卒から卒業後3年以内の人を対象にした就職支援をしているので、こちらがおすすめです。
卒業後3年を超える場合は通常のハローワークで相談して若年者向けの求人を紹介してもらいましょう。
大都市圏の求人探しは、既卒向けの就職エージェント・就職サイトを利用しましょう。
以上のまとめ
- 地元にこだわらずに東京、大阪、名古屋などの大都市圏に出よう
- 地元で探す場合は新卒応援ハローワークを利用しよう
業界・職種にこだわり過ぎている
自分の希望する業界・職種の求人を受けたいのは気持ちとしては分かります。
既に働いている友人に負けたくはないと思い、相応の企業に就職してやろうと考えるのも無理はありません。
しかしながら、現実を見なくてはいけません。
そもそも、新卒として就職できずに既卒になってしまった要因として、新卒の就活時に「こだわり」があったのではないでしょうか?
例えば、大企業・有名企業に勤めたいといったこだわりです。
既卒の就活ではそんなこだわりは捨てなくてはいけません。新卒の時の二の舞になってしまいますよ。
誰でも有名な企業・大企業に行きたいと思うのは当然ですが、そこで働けるのはわずかな人間だけです。
日本にある企業の大半は中小企業です。
いつまでも夢を追っているわけにはいきません。職歴を付けてからでもリベンジは可能です。
ですから、まずは業界・職種にこだわらずに求人に応募することが大事です。
そのために、既卒向けの就職エージェント・就職サイトを利用しましょう。
以上のまとめ
- 大企業、有名企業に勤めたいというこだわりは捨てる
- 業界、職種を絞り過ぎず、広い視野で就活をする
そもそも書類選考が通過できない
就職活動をしていて致命的なのが書類選考に通過できないことです。
既卒の求人は新卒や中途に比べて量が少ないので、書類選考で落ちてしまうと精神的にも追い詰められていきます。
ではどうすれば良いのかというと、書類選考に落ちる原因を究明することです。
企業の中には学歴で判断するところもありますが、それはどうしようもないので無視します。
学歴以外の要因、例えば自己PRや志望動機が弱い、誤字脱字が多いなどを改善していく必要があります。
書類選考で連戦連敗の人は恐らく自分で修正しようとしても時間の無駄になる可能性が高いです。
やはり第三者の視点で応募書類のどこに問題があるのかを見てもらうことが求められます。
そこで、既卒のみなさんの助けになるのが就職エージェントや新卒応援ハローワークです。
どちらを利用すればいいの?と思うかもしれませんが、併用しても問題はありません。
あえて言えば、就職エージェントの方が良いです。
ハローワークだと相談員の質がまちまちなので、ビジネスとしてやっている就職エージェントの方がサポートレベルは高いです。
既卒向けの就職エージェントを利用しましょう。
以上のまとめ
- 書類選考に落ちる原因を探る
- 原因究明にあたっては就職エージェントやハローワークを利用する
性格が暗すぎる
性格が暗すぎるというのは何も、既卒の就職選考に限ったことではなく、アルバイトや新卒、中途採用の選考でも落とされる要因になります。
じゃあ、おしゃべりでないといけないのかというとそういうわけではありません。
面接では採用担当者との会話がなされるわけですが、自信が無い人、性格が暗い人に限って余計なことまでしゃべってしまい、会話が脱線してしまって、結局アピールできないまま終わってしまうことが多いのです。
つまり、聞かれたことに対して適切にこたえていけばいいのです。
でも、そこでの話し方というのは低いトーンの声でぶつぶつと言うのではなく、若干明るめのトーンでははきはきとしゃべるのがポイントです。
面接では印象が大事なので、第一声から暗さが出ているとそれだけで、せっかくの選考が台無しになりかねません。
そうならないためにも、自分で鏡を見てどういう表情をしているのかを確認することも大事ですし、親兄弟や友人、もしくは就職エージェントのアドバイザーなど自分以外の人に、会話をしている時の表情について意見を求めることが改善につながります。
ぜひ、やってみてください。
身だしなみが整っていない
身だしなみというのは大事です。その人の印象を決定づけてしまいます。
つまり、既卒の就職選考において、身だしなみが整っていないとどうなるかはわかりますよね?
そうです、採用担当者の求職者に対する印象は最悪です。
頭がボサボサ、スーツはヨレヨレ、靴は汚れて輝きが無い、肩にフケが落ちていると、この人はうちの会社にはいらないということになります。
対処法はどうすれば良いか分かりますよね?
- 頭がボサボサであれば、適切な髪の長さに切って、整髪料を付け過ぎずに整える
- ヨレヨレのスーツはクリーニングに出してピシッとさせる
- 汚れてくすんだ靴はワックスを付けて磨くか、靴磨き屋で磨いてもらう
- 面接を受ける前にスーツの肩付近にフケが落ちていないか確認をする
こうやって身だしなみを整えれば、選考を受ける会社の採用担当者の人に悪い印象は与えません。
ただし、これはあくまでもできていて当たり前のことなので、これだけすれば面接に通過するというものではありません。
もし、落ちた面接時の採用担当者の表情が曇っているのが印象に残っているのであれば、上記事項を再確認しておきましょう。
面接に遅刻する
大事な大事な面接選考に遅刻する。これは致命的です。
既卒の就活で面接選考にたどり着くというのはとても大変なことです。
そもそも、既卒になってしまうと書類選考で落とされてしまうケースが増えます。
新卒の時は面接をバンバン受けられていたのにという人もいるかもしれません。
しかしながら、新卒の就活時とは全く状況が変わっているということを理解しないといけません。
それだけに、せっかく書類選考に通過して面接を受けられる機会を得たのに、遅刻してしまうということはありえないことなのです。
ここで、補足をしておくと、どうしても止むを得ない場合があると思います。
電車で人身事故が起きて、電車がストップしたといったようなケースです。
これも、家を早めに出るという対策が考えられますが、それでも遅れるということはありえます。
そこで、遅れると分かった時点で面接を受ける会社の採用担当者宛に電話をして、面接が行われる時間に間に合わないかもしれないという連絡をあらかじめしておきましょう。
これが社会人のマナーというものです。
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